宿泊体験談



平成11年7月10日(土) エクシブ蓼科  by A.Y.
(エクシブ蓼科の案内

 平成11年7月10日(土)〜11日(日)、念願のXIV蓼科へ行ってきました。 予約はきっちり1ヶ月前の午前9時に電話を入れました。回線が込み合っており9時20分過ぎにようやく繋がりました。 センターの方によれば蓼科は新しいこともあり、7月までの金土日はすべて満室とのことでした。

(アクセス)
 自宅のある世田谷から中央高速を使い諏訪インターで下車しました。通常であれば3時間ほどですが天気もよく行楽日和だったので八王子料金所、大月ジャンクションなどで渋滞にあい4時間半ほどかかりました。 そこから茅野有料トンネル経由で蓼科までは約30分ほどです。案内にはビーナスライン経由と書かれていますがR152でも上がれます。 信州そばで昼食を摂ったあと途中の芹ヶ沢交差点でR299に入り、ハーブ園やおいしいパン屋さん(EPI)に立ち寄り横谷峡へ。入り口には「柏木博物館」があり、古代アンモナイトなどの化石が展示してあります。 駐車場に車を止め20分ほど険しい遊歩道を下ると王滝に出ます。さらに歩くと横谷温泉まで通じているようですが、私たちはここで引き返しました。再びR299を少し戻り、XIV蓼科のある笹丸平別荘地へ。

(エントランス〜建物)
 立派な石造りの門をくぐり、車寄せに入るとギンガムチェックのシャツにニッカボッカ、ハンティング帽をかぶったベルボーイがかいがいしく車のドアをあけてくれました。 よく見れば2人の外国人がおり彼らだけロンドンの近衛兵(?)を模した赤い制服を身につけています。ここはすべてブリティッシュカントリースタイルをコンセプトに作られているようで、建物もすべて英国調の石をふんだんに使った造りになっています。 駐車場は立体ですが、樹木に遮られており景観を損なうこともありませんでした。
 玄関を入るとまず目をひくのが高い天井です。はり天井になっておりそこから決して華美ではない大きなシャンデリアが吊ってあります。家具も装飾も木製の英国調でとても落ち着いた感じです。
 向かって右側のフロントでチェックインしましたが、(左側はXIV会員専用)4時近かったせいもありスムーズに行えました。部屋のキーはカードキーではない普通のものを2つ渡されました。 一つだけだと二人以上で行った場合、大浴場などへ行くときに少々不便を感じることがありますのでこれは親切ですね。
 建物は東京ドーム3個分の広大な敷地(なだらかな斜面)にフロントのあるメイン棟を含め全8棟で構成されています。 メイン棟からエレベーターとエスカレーターで下った2号棟にバーやビリヤード場、ゲームコーナー、チャペルなどがありさらにエスカレーターで下るとクアプラザがあります。 大浴場も同じプラザ内です。このメイン棟、2号館を取り囲むようにして建つのが6つの宿泊棟(2階建)で、今回はメイン棟に近い5号館でした。 離れた棟になるとエントランスからカートでの移動になるようですが、セルフで使えるわけではないので、いちいち呼ばなければならずかえって不便なように感じました。 木立の中に建物を配したような造りで、環境的には申し分ありません。 小鳥の鳴き声もそこここから聞こえてきました。

(部屋)
 今回泊まったのは5101号室で、1階の角部屋。ドアを開けると右手にバスルームがあり、左にクローゼット。正面にもう一つドアがありそこを開けるとベッドルームがあります。(XIV山中湖と同様) 和洋室で6畳ほどの畳、10畳ほどの洋スペースがあり、コーナーにガラス窓、ベッドサイドにも小窓があり採光は充分です。 家具は小さなガラスの丸テーブルと一人がけのソファが2脚、鏡のついたチェスト、扉の中に冷蔵庫と収納のついたサイドボード。 ベッドのヘッドボード、窓枠ともにすべて落ち着いた色合いの木製でとても素敵です。 バスルームも十分な広さでバスタブもホテルに比べるとワンサイズ大きく、洗面台のコックも洒落ており猫足のバスタブが似合いそうな雰囲気でした。

(レストラン〜夕食)
 和食レストラン2つの他に、フランス料理、イタリアン、中華料理レストランがあります。和食は3、500円〜、フランス料理6、000円〜、イタリアン2、500円〜、中華4、000円〜となっています。 和食メニューが一番充実しており、会席料理だけで6〜7種類、しゃぶしゃぶや鉄板焼きコースもあります。
 今回はイタリアンの5、000円コースを選びました。 前菜4種&サラダの盛り合わせ、パスタ、魚料理、肉料理、パン、ドルチェ(デザート)、ドリンクという内容です。ドルチェは5種類の中から好きなだけ選べます。 なぜかどこのXIVでも勧められるMOEのシャンパンを食前酒に選びました。テーブルが5時30分からしか空いていなかったのでまだそれほどお腹が空いておらず、少々苦しいくらいの量でしたが、どのお料理もおいしく残さずいただきました。 (当日はとても暑かったのでメニューも臨機応変にさっぱりしたものに変更したようです。)
 店内は木のはりを使った斜め天井になっており、塗り跡を残した白壁にオレンジのカーテンで、とても明るい雰囲気でした。ウェイターもよく教育されており、決して仰々しくなくそれでいて明るいとても好感のもてる接客態度でした。

(レストラン〜朝食)
 朝食は和食レストラン「花木鳥」で1、800円のものをいただきました。2、500円のコースと2種類あるのですが、内容的には鍋がつくかつかないかといった位の差です。 朝から沢山の量が食べられない方は1、800円のもので十分だと思います。ご飯、味噌汁、鰆のたたき、野菜と鶏肉の炊き合わせ、だしまき卵、あじの干物、漬物などの小鉢が3品、それに海苔、佃煮海苔、納豆、梅干し、果物がつきます。 伊豆の和朝食も湯豆腐がついてなかなかのものでしたが、こちらの方が品数も多く1品1品手をかけて作られた印象があります。

(クアランド〜大浴場)
 クアランドは水着着用で有料ですが、大浴場(露天風呂あり)だけなら無料です。入り口でどちらにするかを申し出て、お金を払います。 私たちは水着を持っていき、閉場(22時)までたっぷり2時間ほど屋外温泉プールで泳いだりジャグジーや打たせ湯につかったりして楽しみました。 山中湖のスパより種類も多く、プールは屋外にあるため星を見ながら水に入れるのでとても気持ちよいです。1回目は1、000円、2回目は500円、3回目以降は無料になります。 大浴場は24時までで、脱衣場はクアランドと共通です。ロッカーはすべて鍵がかかり、タオルも貸し出してくれるので部屋から持ち出さなくても大丈夫です。伊豆と比べると脱衣場もお風呂も広々としています。 特に露天風呂は、岩造りのものと木造りのものが2つあり、伊豆のように露天といいながらも屋根で遮らた作りではなく、林を眺めながら開放感に浸ることができます。洗い場も個々が仕切られており、20人分くらいありました。

(ラウンジ〜テラス)
 チェックアウトは11時。10時30分くらいにチェックアウトを済ませ、ラウンジ「ドルチェ」でコーヒーを飲みました。広々としたテラスには8席ほどのテーブルがあり、緑の山々を見ながらコーヒーを飲むことが出来ます。 周りにはXIVの建物以外は見えず日本ではないような錯覚さえ覚えました。

(その他)
 今まで訪れたXIVの中(伊豆、軽井沢、山中湖、鳥羽)で一番気に入りました。 新しく出来る施設ほど高級感が増している気がしますが、ただごてごてとした豪華さではなく自然の中に調和した心地よさを感じられるリゾートだと思います。(山中湖は何となく絢爛豪華主義という印象でした。)
 まだ会員を募集中なので、体験宿泊を受け付けていたらしくリゾートトラストの社員の姿がとても多く見られました。チェックイン時にいかにも営業マン然としたスーツ姿の人の多さにびっくりしたほどです。 滞在中も名札をつけ案内する社員をあちこちでみかけ少々落ち着かない気がしました。ノートパソコンや携帯電話を使ってあちこちに連絡する姿に営業マンの必死さを感じました。 施設のグレードがかなり高いので、会員権も最低800万くらいはするらしく、売るのも大変だと思います。 私も改めてエクシブのグレードの高さを再認識し、購入意欲も高まりましたが、伊豆あたりの中古会員権を買って交換利用するのも一つの手だと思っています。

(蓼科について)
 別荘地のさらに奥まった場所に立つのでとにかく環境が素晴らしいと思います。軽井沢は昔の公家、蓼科は医者の別荘が多いと聞いたことがありますが、なるほどと思います。空気がとてもきれいなのです。 軽井沢は少しごちゃごちゃした印象がありますが、蓼科はいくつかの山に囲まれ広々とした中に転々とホテルや旅館などの宿泊施設、博物館や美術館、レジャーランドがあるといった感じです。 私は蓼科が好きで年に何度か訪れていましたが、今までは気に入ったホテルが少なくほとんど日帰りでした。最近ではオーベルジュや洒落たホテルなども増えてきて、選択範囲も広がりつつあります。 また、少し車を走らせれば八ヶ岳や車山高原、美ヶ原、白樺高原、女神湖、白駒池などがあり自然を満喫できます。 関西方面からでしたらビーナスラインを使い、美ヶ原経由で中央高速にアクセスできますし、東京方面でしたらR299(メルヘン街道)で白駒池を通り八千穂高原、松原湖経由で佐久に出て上信越道で帰ることも出来るし、清里を抜けて中央高速に戻ることもできます。 春は新緑、夏は涼しく、秋は紅葉がすばらしく、冬はスキー場が点在しており、オールシーズン楽しめるところです。 もっとも冬の寒さは相当なもので、雪が多いばかりではなく気温がとても低いので道路が凍りやすくそれなりの装備をした車でないと上まであがるのは厳しいです。

【おすすめの店】
◎EPI (エピ) (ベーカリーショップ)
 学生時代によく利用したペンションのオーナーが近くに開いたパン屋さん。元横浜のポンパドールで働いていただけあり、とてもおいしいです。 中でも「ハイジの白パン」はまん丸の生地はふわふわ、穀物入りパンは1週間くらいおいしく頂けます。別荘族御用達のお店で、夏場はすぐに売り切れます。R299沿い、蓼科ハーブ園近くです。

◎つつじとかえで (オーベルジュ)
 手造りの生ハムとワインがおいしいホテル&レストラン。 食事のグレードはかなりのもの。鴨のコンフィは絶品です。部屋数は少ないですが露天風呂もあります。食事だけの利用もできます。ビーナスライン沿い、蓼科湖の近くです。

◎忘我亭 (ギャラリー&喫茶)
 カーブの途中にあり、道路からは見えないので見落とし注意。看板も小さいです。リゾットなどの軽食もあり、気に入った陶器を購入することもできます。R299沿い、横谷峡のそばにあります。

◎信州そば
 水がきれいなので当然おそばもおいしい。最近ぞくぞくと新しいお店が出来てます。 どこに入ってもはずれはありませんが、お勧めは諏訪インター近くの「蓼科庵」とビーナスライン沿いの「三五十屋(みごとや)」です。どちらも太めの手打ちでしこしことした歯ごたえがおいしいです。

◎エスポワール (レストラン&ホテル)
 脱サラのオーナーとシェフの息子さん、明るいオーナー夫人が経営するお店。無農薬有機栽培の素材を使った欧風料理がとてもおいしい。 ランチのパスタコースは1、500円〜、コースでも2,000円〜あります。半屋外テラスでゆったりと食事を楽しめます。R299沿い、忘我亭の少し先にあります。


<ホームページの主からのコメント>
 とても詳しいレポートでコメントする所はない感じです。 最近、エクシブのオーナーは別のデスクでチェックインしているエクシブのホテルが増えているみたいですが(エクシブのオーナー用は座ってチェックインできる)、あんな事をしてステータス(優越感?)を感じて喜ぶオーナーがいるのかと疑問に思う次第です。
 今回利用したルームチャージが1万円クラスの部屋を利用するのならサンメンバーズ会員権(100万円ほど)で十分でしょう。 ルームチャージが1万3千円クラスの部屋を利用したいとなるとエクシブ会員権(中古で安いので300万円そこそこ)が必要となってきます。




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1999年7月16日より
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